口腔がん検診


口腔がんとは

口腔がんは、舌・歯ぐき・頬の内側・口の奥などに発生するがんで、年々患者数が増加傾向にあります。
初期のうちは自覚症状が少なく、進行すると治療が難しくなることもあるため、早期発見早期治療が非常に重要です。
「長引く口内炎がある」「口の中に違和感がある」といった症状がある方は、念のため検査を受けることをおすすめします。

このような症状はありませんか?

  • 2週間以上治らない口内炎がある
  • 舌や歯ぐきにしこり・ただれがある
  • 口の中に赤や白のまだら模様がある
  • 話す・飲み込むときに痛みや違和感を感じる
  • 出血が続く、または麻痺感がある
※これらの症状がすぐに口腔がんを意味するわけではありませんが、放置せず検査を受けることが大切です。

当院の口腔がん検診について

口腔内蛍光観察装置「オーラルック(Oralook)」を使用

当院では、蛍光観察による口腔がんスクリーニング検査を行っております。
専用機器「オーラルック」は、特殊な光を口腔内に照射し、粘膜の異常を視覚的に確認できる装置です。
肉眼では見つけにくい変化を捉えることができ、短時間・非侵襲・無痛で検査が可能です。
口腔内蛍光観察装置「オーラルック(Oralook)」

検査の流れ

  1. 通常の視診でお口全体をチェック
  2. 「オーラルック」で粘膜を蛍光観察
  3. 異常が認められた場合は記録・経過観察、必要に応じて専門医へ紹介

定期的な検査で安心を

喫煙・飲酒の習慣がある方や、40歳以上の方は、口腔がんのリスクが高まるとされています。
「最近検査を受けていない」「少し気になる症状がある」という方は、この機会に口腔がん検診をご利用ください。
定期的なチェックが、健康を守る第一歩になります。